ホテルの敷地内、
別棟のイタリアンレストラン「N-36.5」の
正面庭と、駐車場の堺には、
2本のサルスベリが植えてあります。
このレストランをオープンさせた当初、
庭と駐車場の間の木々は、
花の咲かない、いわゆる「仕切り用」でした。
ところで、N-36.5という店名、ちょっと変わっているのですが、
これは当時、設計士の方と、弊社ボスが、
山を削って2階建てなどのレストランを建てれば、それは
客席数もとれるし、見晴らしもよくなるだろう。
しかし、そうすると、本来、この山が持っている風の流れや、
光の当たる場所などを変えてしまうことになる。
山の斜面に、這いつくばるように作ろれば、
店内に階段は多くなるけれど、自然の流れを壊さずにすむ。
そんな山への敬意を込めて、建てられた為、
その思いを店名に活かそう、という中、
365、または36.5という数字が、
最も自然に近い数字ではないか、ということで、つけられました。
一年365日、人間の平均体温36.5度、人間のカラダのツボの数365個、
そして、金沢の緯度が、北緯36.5度。
前ふりが長くなりましたが、
そういうコンセプトであるのに、駐車場と庭の間は、
1メートルくらいの、仕切り用の木。
山に溶け込むように、という思いはどこへ?
その事に違和感を覚え、4年程前に、その仕切り用の木を切り、
代わりにそこに植えたのが、2本のサルスベリです。
花を咲かせる木を植えたい、というのが、
ガーデニングチームの念願で、
色んな候補があがりましたが、
庭には、ハナミズキと、ヤマボウシがあるので、
花を咲かせる時期と、色を、その2つとは分けよう、
という理由で、夏に花を咲かせる、サルスベリに決まりました。
「100日間、紅い花を咲かせる。」のが、名前の由来だそうですが、
うちのサルスベリは、一本は紅色。(今年はまだ蕾です。)
そして、もう一本がこの薄紫です。
紅い方も咲いたら、画像アップしますね。
別漢字:猿滑、別名:クスグリノキ
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