チャペルの禊萩の間から、
角虎の尾が咲いていました。
一般的に虎の尾として花屋さんで売っているのは、オカトラノオ(丘虎の尾)。
その鮮やかな青が、大好きな花の一つです。
花の分類的には、サクラソウ科とシソ科というくらい違う、
まったく違う、ただ似ているだけのこの角虎の尾はかなり上品なうすいピンクと、
その名の通り、カクカクした花の姿が特徴的な夏の花。
この花は昨夏、初めて目にして、先輩に名前を聞き知りました。
丘虎の尾のように、
投げ入れで生けたら映えるような
そんな線のしなやかさは、花にも茎にもありませんが、
私はこの角虎の尾、なんだか頑固で誠実な感じがして
愛おしく思えるのです。
昨年は画像は撮ったものの、
そのころから花日記を書く余裕がなくなり、
載せるまでにはいたりませんでした。
ことしは一年越しの思いと共にご紹介です。
今年はこの一年間、地下茎でずいぶんと成長したようで、
昨年の画像よりも多くの花が広範囲に咲いています。
一年が経つのってあっという間。
大人になると色んな事が起こるから、
一年のスピードがどんどん速くなっていく気がします。
新入社員の方々が入社すると、毎年、伝える言葉があります。
「何か行動をして起こした失敗はいい、次に繋がるから。
何も行動をしなかったら、失敗することもなく、学ぶこともない。
どんどん、前向きな失敗を重ねていきなさい。」と。
私たちが地上でドタバタやっている間に、
しっかりと地下茎を伸ばしていった角虎の尾のように
私たちの失敗も経験も、根となって這ってくれる事を祈ります。
最後に、因みに角虎の尾は秋の花です。
暑い暑い、と言いながら、もうすぐ秋だよ、
ということを、自然は身を持って教えてくれています。
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