チャペルの向かって左側、
ユーパトリウムが優しげな風情と共に満開です。
もともと、切花用の栽培目的で輸入されたユーパトリウム。
栽培も簡単な宿根草であることから、
ガーデニング用としても定着したようです。
冬に地上に出ている部分がなくなっても、
根に白い部分さえあれば、地下茎でしっかりと育ち、
春には芽が出て夏には花を咲かせます。
ネットでいろんなサイトを見たところ、出てくる表現は
「とても強い」「かなり丈夫」「手間いらず」
そんなのばかり。
秋の七草の中の一つである「藤袴」は、絶滅危惧種。
この強さの違いはどこからくるのでしょう。
一方で、植物の分類上は属する場所がかなり頻繁に変わり、
『ユーパトリウムという名だがユーパトリウム属ではない』
『西洋フジバカマと呼ばれるがフジバカマとは同じ属ではない』
『菊科アゲラタムに非常に似ているが同じではない』
学問上は、どこにいても、居場所を否定ばかり。
その優しげな姿とは裏腹に、
しっかりとした強さをもつユーパトリウム。
唯一の難点は、強すぎることから共存できる花の限られること。
でも、今年の夏のように、
誰しもがうなだれてしまう厳しい環境の中でも
キチンと花を咲かせる、そのバイタリティは、
例え、共存できる相手がいなくとも、
それだけで、とても貴重な存在と言えるでしょう。
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