ア行の花の最近のブログ記事

アンゲロニア

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アンゲロニア1.JPG

アンゲロニア4.JPG

プールサイドに今年植えた、
中央アメリカからきた、
ピンクのかわいい一年草です。

本来は多年草なのですが、
暑さには強く、寒さには弱いため、
日本の冬は越すことができません。
(挿し木にして室内で越冬ならOK)

このホテルのガーデニングは、
できるだけ使い捨てとなる一年草は
避けているのですが、
お客様が真横を通る場所は、
やはり一年草の方がキレイで華やか。

加えて、プールは夏の間、
とても賑わっているので、
あまりズカズカと手入れに入れません。

アンゲロニアは、
その優しい色合いと、
圧倒的な耐暑性、植えている間は
水やり以外、ほとんど手間がかからない事から、
夏の花壇にぴったり!

アンゲロニア2.JPG

ここまでドアップで撮ると、
ゴマノハグサ科特有の風変わりな紋様が、
大きく口を開いたエイリアンみたいですが(笑)、
はなれて見る分には、華やかな感じ。

まだ、和名もついておらず、
珍しく別名もない、まだまだこれからの花。
もう少し品種改良されれば、
近い将来、きっと夏の定番として、
その名が知れ渡ることでしょう。

ど根性シリーズ

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敷地内のいろんな所に、
ど根性シリーズとでも呼ぶべき、
こぼれ種?で咲いている花々があります。

今日は、今の時期に咲いている、
その愛すべき花たちをご紹介します。

まずは、N-36.5の庭の隅、
石が敷き詰めている間から顔を出している、
ど根性ベコニア。
これは、5年ほど前に庭に植えたもので、
植えた本体は、もうありません。
4年のブランクを経て、
今年から、ここに咲き始めました。

ど根性ベコニア.JPG


続いて、プールサイドの角地にある砂利場の
ど根性セダム。
これは、この砂利の上に、
足のついた鉢に植えていたものが、
こぼれ種で咲きました。
砂利で咲くなんて、さすが多肉植物です。

ど根性セダム.JPG


最後は、チャペルの玄関脇、
角度的に一日中陽のあたらない部分に咲いている
ど根性インパチェンス。
これは6年前、チャペル前花壇に植え、
まったく放置しているのですが、
なぜか建物に沿うように場所を変え、
毎年、必ず花をつけてくれます。
多年草であるベコニアや、
こぼれ種で増えるセダムと比べると、
一年草であるインパチェンスが
こうやって毎年、花をつけるのは驚きです。

ど根性インパチェンス.JPG

一所懸命、お世話をしても花がつかない花もあるし、
こうやって、生命力豊かに自力で咲く花もある。


愛情をかける時に、
見返りは求めてはいけないんだよ、
だからと言って、愛に手抜きはいけないよ。

花たちは、そんな事を教えてくれているかのようです。

アナベル

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アジサイ・アナベル.JPG

アナベルという品種の
白いアジサイが、
チャペルの右手の丘で咲いています。

大手毬という、アジサイそっくりな
緑色の花をつける花についてとりあげた時、
調べていて知ったのですが、
アジサイの花は、
メシベもオシベも退化していて、
受粉して、次世代に子を、遺伝子を残す、
という意味を持たない花だそうです。

「装飾花」という分類だとの事。

進化や、子孫を残す、
という事にしか花の意味がないと捉えるなら、
アジサイや大手毬は、なぜ咲くのでしょう?

どんなに大きく咲いても、
どんなに鮮やかな色で咲いても、
幾つ花をつけても、
それは虫をおびきよせる為ではないもの。


自分の為に咲いているのではない花。
そんな花があってもいい。


梅雨の雨に濡れるアジサイは、
そんな事お構いなし、といった風情で
傘をさしてうつむき加減の
私たちの視界に、彩りを添えてくれます。

アガパンサス

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アガパンサス2010-night.JPG

昨日、沖縄出身で沖縄に住む友からメールが来ました。
あまりに景色が美しかったから、という文章と、
美ら海水族館から見える、
画面いっぱいの青い海と空の画像と。

観光客が沖縄の海を美しい、と感動するのは
よーくわかるのですが、
沖縄で生まれ、沖縄で育ち、
その風景を目にし慣れている人たちが
それでも美しい、と心を動かされるのは
なんだかスゴイ事です。

アガパンサス2010-up1.JPG

沖縄の人は、
太陽が照ると、陽がさしたと喜び、
雨が降ると、恵みの雨だと手を合わせます。
日本人が持っていたはずの、
ヤオヨロズの神の文化が、まだ残っている場所。
自然のすべてに「ありがたい」と思うからこそ、
見なれている風景にも、心が動くのでしょう。

さて、ホテルのアガパンサスが、
ここ数日のドシャ振り雨と
カンカン照りの天気が
交互に続いたおかげで一気に咲き揃いました。

アガパンサス2010-up2.JPG

アガパンサスは、雨が降っていることを
喜んでいるように見えます。

太陽が照ると暑い、暑いと文句を言い、
雨が降ると、ベチャベチャして鬱陶しい、
と言って過ごしていた自分が
なんだか恥ずかしくなりました。

今、ホテルのエントランスの坂、
10メートル以上、両脇に
満開に咲いているアガパンサス。
梅雨を楽しむつもりで、
よろしかったら、ぜひ、見に来ませんか?

アガパンサス2010-entrance.JPG

糸葉春車菊(イトバハルシャギク)

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この1週間で、
N-36.5チャペル
コレオプシス-糸葉春車菊が
一気に咲きました。

イトハハルシャギク1.JPG

5月に咲いていた花々は
殆どがその時期を終え、
それぞれの庭は、
まるで模様替えをしたかのように
新しい顔を見せてくれています。

イトハハルシャギク2.JPG

5月16日の日記の画像と比べてみると、
その違いは一目瞭然です。
わすれな草を代表とする
ブルー系が中心だった庭は、
この糸葉春車菊を中心に
黄色が映える庭になりました。

決して4月、5月の花が6月の花に
その居場所や役割を盗られた訳ではありません。

春の花は今の時期、綿帽子となって、
種の殻となって、その種を飛ばし、
土の中で根を太くし、根を張って
また来るべき、次の機会に備えています。


嬉しいとか、
悲しいとかではなくて、
ただ、すべては巡り巡っていくもの。


「こうやって季節季節に違う顔を見せてくれるって嬉しいね。」


自分たちで植えて、育てて、
そうなるように導いた庭なのに、
先輩の言葉は、
まるで我が子が自立していく様を、
無条件で喜ぶ母親のようで、
まだまだ叶わぬ、と思った今日でした。

泡盛草(アワモリソウ)

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泡盛草.JPG

この花、
ガーデニング好きなお客様は
「アスチルベきれいね」
とおっしゃっていくので、
世間的にはアスチルベと呼ぶのが
主流だと思っていました。

昨年、この花をとりあげるにあたり、
私が花の和名が好きなので、
いろいろ調べたところ、
複数の和名があり、
その中で最も定着しそうな名前、という判断で
曙升麻(アケボノショウマ)
の名で取り上げたのですが、
今年はやたら、お花屋さんの店頭で
「泡盛草」という名札が目につきます。
どうやら、こっちの名前で定着しつつある模様。

因みに、
小さな花が盛り上がって咲いて泡のようだから、
という由来らしく、
私の個人的に大好きな
沖縄のお酒とは関係なさそうです・笑。
うーん確かに花の姿は
口に入れたら甘くてフワッととけてしまう、
綿菓子のよう。

梅雨の雨に濡れて、
殆どの花々がクタっとなる中、
泡盛草は、フワッとした風貌をキープしながら、
美しく咲いています。

梅雨時、ついつい自分自身も
グダッ、ベタッとなりがちな中、
花のふり見て、我がふりを直す、
そんな気持ちにさせられる花です。

集真藍(アジサイ)

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パソコンで「あじさい」と打って変換すると、
「紫陽花」という漢字がでてくるけれど、
この漢字は元来、ライラックの為のモノだったそう。
アジサイには、万葉集に使われた「集真藍」
の方がピッタリだと思っています。

さて、ホテルロータリーのアジサイが
雨の中、日に日に色づいてきました。

アジサイ2010-1.JPG

さて昨年紹介したエピソードを以下に抜粋します。

『このあじさい、
決して鮮やかな色合いではないため、
あまり社員の評判はよくなく、
「汚い色だし、抜いちゃおうかか?」
なんて声が出た事もありました。

しかし、2年前の梅雨時、
とあるお茶の先生から、
このホテルを経営する料亭の女将さん宛に電話が。
金沢国際ホテルのあじさいを
何本か切らせていただけないだろうか?と。

その先生いわく、
こんな渋い色のあじさいは、滅多にないし、
ましてや、お花屋さんには出回らない。
お茶の席に活けるには最高の色あいだと。

それ以来、撤去しようという声は聞かなくなりました。

「汚くて嫌な色」ととるか、
「渋くて素敵な色」ととるか。
味方が一人いるだけで、存在が輝く。
必要としている人は、必ずいる。

きっと、すべてに通じることなんでしょうね。』


このアジサイの色が昨年より
キレイになってきているように思うのは
私だけでしょうか。

錨草(イカリソウ)の葉

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金沢の平栗というところに
私の父のお里があり、
春になると、今でもそこを訪ねていきます。

私の「山野草」のイメージは
幼いころから毎春通う、この平栗のもので、
まず思いつくのは、
カタクリ、キクザキイチゲ、ショウジョバカマ、
そして今回とりあげるイカリソウです。

いくらお里とはいえ、
山野草を、根っこごと掘るのは気が引けるため、
あまりしないのですが、
なぜか、平栗にあるような真っ白なイカリソウは、
町の苗種店では扱っていません。
ピンクや黄色のイカリソウばかりです。

陽が満足にあたらない山林に
群生して咲く、真っ白な錨草。
その光景をホテルで再現したくて、
今年のGWに
二人で平栗に行くという70歳近い両親に
いかりそうを採ってきて欲しいとお願いしました。
二人が採ってきてくれた錨草を、
さっそく翌日に神殿周りに植えました。

キレイに根付いたようで、
新しい葉が出てきています。

花をつけるのは、来年の春。
今からその日が楽しみです。
イカリソウの花が咲いたら、
きっとまた花日記でアップしますね。
それまでに根をはわせ、拡がってくれますように。

イカリソウ.JPG

うりずん

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私は沖縄が大好きで、
時間とお金に余裕があるなら
毎月行きたいくらいなのですが
しばらく行けていません。

沖縄では、新緑の季節を
「うりずん」と呼び、
衣料品店や、スーパーマーケット、
ホームセンターに至るまで、多種多様な施設が
「うりずんフェア」と称し、
いろんなイベントや特売、フェアを
行っています。

そしてその様子は、
単なる季節の変わり目に
商売の企画をぶつけている、というよりは、
島全体で、植物に新しい命の宿ったことを
祝福している感じに溢れています。

この金沢国際ホテルは、
一万坪の森のふもとにある為、
自然の四季を五感で感じながら、
仕事をさせて頂いているのですが、
私が個人的にもっとも好きなのが
5月6月の新緑の季節です。

目に入ってくる緑のグラデーションが
本当に優しいです。

うりずんedited1.JPG

画像は、神殿から1分ほど歩いた山中で
空を見上げた時に、
あまりにも癒される緑だったので、
撮ったものです。

うりずんフェア・・・
ぜひ、内地でも定着してほしい
自然への感謝する文化です。

アルカネット

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アルカネット1.JPG

とても鮮やかで目を瞠るような青い花です。
なんか心魅かれる色の花だなぁ、
と思っていたら、和名が
「アフリカ忘れな草」だとの事。
カテゴリー的にも、
忘れな草と同じ「ムラサキ科」。
忘れな草フリークとして納得。うんうん。

大人の腰辺りまでの背丈があり、
倒れないように、
茎はまるで蕗のように太く、
花もピラミッド型に咲き、
全体のドッシリ感は、
忘れな草には似ても似つきません。

しかし、今年は強風の日が多く、
いくら太っちょさんでも
一本のアルカネットは倒れてしまいました。
そしてその倒れたままの姿勢で、
キレイに花を咲かせています。

アルカネット2.JPG

N-36.5のダイニングへ向う階段の窓から
見えるところにあるのですが、
倒れているとは誰も気づかないだろう、
別のそんな背の低い花なんだろう、
と思わせるくらいきちんと咲いています。

一年草だったら、
切り花にして館内に飾るところですが、
宿根草として未来のあるその子を
チョッキン切る事はできないなぁ。
まだまだ先があるんだからガンバレよ!
僕はちゃんと見守っているよ!

ガーデニングスタッフです。

今日は疲れた顔してるので、あまり大きく載せないで~とのことでした(笑)

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