ホテル敷地内の別棟に建つ
イタリアンレストランの庭に咲いた
カタクリの花について
3月28日の日記でふれましたが、
今日はその続編です。
1つだけ花が咲いた、
と思っていたのは勘違いで、
その後、次々と蕾をつけ、
結局、今年は7つのカタクリの花が
咲きました。
来年は幾つの花が咲くんだろう?
カタクリは移植が成功すると
3年で花を咲かせる事がわかったけど、
群生するのは何年後?
カタクリの花は通常、
落葉樹の下に咲きます。
落ち葉は雨や山水の水分を含み、
微生物が活発に動いてくれると、
わずかな温もりをもち、
栄養分の宝庫となります。
その栄養分をたっぷりいただき、
いわゆる早春の時期に咲くのは、
落葉樹の葉が生い茂ると、
地面の近いところに咲く
この花たちには陽が当たらなくなるから。
でもそれは、まだ殆どの昆虫達が
動いていない時期。
だからカタクリは蟻が好む成分を身にまとい、
蟻にその種を運んで貰うのです。
蟻に運んでもらった種は土の中で育ち、
花を咲かせるまでには8年間
かかるそうです。
そして、陽射しが強くなり、
木々に葉がつき始めると、
枯れる訳ではなく、
まるで溶けるように地表から姿を消し、
翌年にむけて
再びじっと地中で腐養土からの養分を
貯め込みます。
最初の一歩は踏み出せたけれど、
これから先、えらい長い道のりです。
でも、このカタクリの成長の話は
咲く場所、
咲く時期、
そして身にまとうモノ、
助けてくれる仲間、
至る所に生き延びる為の知恵が溢れていて、
長い道のりでも元気をもらえる、
そんな気持ちになれるのでした。
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