サ行の花の最近のブログ記事

サルスベリ(百日紅・猿滑)

| コメント(0)

サルスベリ1.JPG

サルスベリ3ピンク.JPG

サルスベリの花と言えば、
普通は白かピンクが主流らしいですが、
私は夏の空に映える、
薄紫のサルスベリが大好きです。

初めて薄紫のサルスベリを見た日の事は
なぜか今でも鮮明に覚えていて、
16歳の夏、世田谷の太子堂というところでした。
高い木の先っちょに花が咲いていることが心に残り、
樹木に咲く花が薄紫色という珍しさがが心に残りました。

あまりに深く刻まれ、
いつか大人になったら、この木を植えるんだと
ずっと思っていました。
それから25年たった3年前、念願かなって
N-36.5の庭にピンクと紫を一本づつ植えました。

うーん、「念じて願う」ってこういうことですね。

昨年は先にピンクが咲き、
ピンクが終わるころに紫が咲いたのですが、
今年は二色同時に今、華やかに花を咲かせてくれています。

さてサルスベリって
実のところ、猿は簡単に登れちゃうらしいです。
また、百日紅という名前は、
約束の100日後に恋人と再会できなかった
悲恋のラブストーリーからきているそうです。
(ずいぶん、端折りました・笑)

「お寺さんによく植えられる木だから縁起が悪い」
「猿もすべるくらいだから、植えると出生しない」

という二つの根も葉もない嫌な噂があることを
今回、初めて知りました。

お寺さんによく植えられる木なら、
私は逆にありがたい木だと思ってしまうし、
縁起が悪いという意味がさっぱりわかりません。

そして前述のとおり、
猿はサルスベリですべらないのです。
だから出生になんてまったく関係がありません。


なんだか「やらない」事への言い訳って、
無茶苦茶なこじつけが多い気がする。
そして、そのこじつけもどこか後ろ向きだったり、
他人を否定することだったり。


まだ何も世の中のことを知らない、
そんな私の目に映った、
真夏のサルスベリの紫は、
今もその時と同じまぶしさと共に、
N-36.5の庭で咲いています。

サルスベリ2.JPG

ススキ

| コメント(0)

ススキ2010夏.JPG

ススキ2010夏-2.JPG

夏のススキって好きです。

ススキって俳句でも秋の季語だけど、
カンカン照りの夏の青い空に
蒼々としたススキはとっても似合うと思う。

子供のころ、虫獲りをしたり、
シロツメグサを編んだり、
夏休みの思い出には
必ず背景にススキがあった気がします。

画像は、駐車場の脇のススキです。

ススキについて、植物的に書くことは
あんまりないかも、と思いながら調べると、
ススキは草原から森林に変わる時、
その草原としての最終段階に生えるものだと
知りました。
ススキを刈る、という事を怠ると、
そこにある他の花々は廃れていくそう。

つまりススキは「草花」としては最強。

だからどうとかいう話ではないのですが、
こういう風に知ると、
花をつける木ってとても不思議です。

植物たちは、淘汰されながらも
確実に進化していっています。

私たちも進化しなきゃ。

「強いものが生き残った訳ではない。
賢いものが生き残った訳でもない。
環境の変化に順応できたものだけが生き残った。」

ダーウィンの進化論の有名な言葉。
古典は時空を超えて、
後世の私たちにメッセージを送ってくれています。

ど根性シリーズ

| コメント(0)

敷地内のいろんな所に、
ど根性シリーズとでも呼ぶべき、
こぼれ種?で咲いている花々があります。

今日は、今の時期に咲いている、
その愛すべき花たちをご紹介します。

まずは、N-36.5の庭の隅、
石が敷き詰めている間から顔を出している、
ど根性ベコニア。
これは、5年ほど前に庭に植えたもので、
植えた本体は、もうありません。
4年のブランクを経て、
今年から、ここに咲き始めました。

ど根性ベコニア.JPG


続いて、プールサイドの角地にある砂利場の
ど根性セダム。
これは、この砂利の上に、
足のついた鉢に植えていたものが、
こぼれ種で咲きました。
砂利で咲くなんて、さすが多肉植物です。

ど根性セダム.JPG


最後は、チャペルの玄関脇、
角度的に一日中陽のあたらない部分に咲いている
ど根性インパチェンス。
これは6年前、チャペル前花壇に植え、
まったく放置しているのですが、
なぜか建物に沿うように場所を変え、
毎年、必ず花をつけてくれます。
多年草であるベコニアや、
こぼれ種で増えるセダムと比べると、
一年草であるインパチェンスが
こうやって毎年、花をつけるのは驚きです。

ど根性インパチェンス.JPG

一所懸命、お世話をしても花がつかない花もあるし、
こうやって、生命力豊かに自力で咲く花もある。


愛情をかける時に、
見返りは求めてはいけないんだよ、
だからと言って、愛に手抜きはいけないよ。

花たちは、そんな事を教えてくれているかのようです。

サルビア・ガラニチカ

| コメント(1)

セージ2010-1.JPG

昨日に引き続き、今日もサルビア系で、
サルビア・ガラニチカです。

昨日の日記を読まれた方は、
なんだ、サルビアって
基本的に一年限りなのか、
と思われるかもしれませんが、
サルビアって、もの凄いたくさんの種類があり、
それぞれに特性も全然違います。

この花、園芸上では
メドーセージという、本来は違う花の名前で
苗が流通してますが、まぁ、それもご愛嬌。

このサルビア・ガラニチカは、
N-36.5の店ができた年に庭に植え、
もう14年間、毎年花をつけてくれています。
背の高さも、夏には1メートルを超えます。

手入れは冬が来る前に、
かなり根元近くでバッサリとハサミで切るだけ。
そして切るたびごとに、翌年は茎が太くなり、
14回もそれを繰り返した、
N-36.5のサルビア・ガラニチカは、
もう低木と呼ぶにふさわしい、かなりの太さに。

セージ2010-2.JPG

強めにハサミを入れることによって
より太く頑丈になっていく、というのは
なんともガーデニングの妙。
逆に、大事に大事にそーっとしておく方が、
この植物の為になりません。


この濃い青色が、
まるで地中海の青のようで惹きつけられるのと、
(行った事ありませんが・笑)
タフさが重宝するため、
年々、植える場所を増やしていっています。

このサルビア・ガラニチカの葉が生い茂り、花が咲くと、
あぁ、夏がくるんだなぁ、という気持ちになる、
私の中では、そんな夏を象徴する花です。

サルビア・ファリナセア

| コメント(0)

サルビア2010-1.JPG

サルビア2010-2.JPG

ホテル正面玄関から、
ガーデンプールへと続く階段脇の花壇で、
去年植えたサルビアが今年も咲きました。

通称でブルーサルビアと呼ばれる
サルビア・フォリナセア。

サルビアの苗には、
「本来多年草だが、越冬が難しい為、
ガーデニング上では一年草」と書いてあります。

私たちは、去年、
チャペル前とレストランの中庭、
そしてプール前花壇に植えたのですが、
実際に2年続けて咲いたのは、この花壇だけ。
他の2ヶ所は、芽は出たのですが、
伸びず、成長せず、花を咲かせずに終わりました。


何が違ったんだろう???


土の量は、他の2ヶ所の方がよっぽど豊富。
日当たりも、そんなに大差ありません。
思い当たるとするならば、
他の2か所は、芽が出た春先、
わすれな草を中心として
周囲に色んな植物が鬱蒼とありました。
この花壇は、サルビアの周囲は
一年草を季節ごとに入れ替えをしている場所、
ということ。


私も私も!と、しゃしゃり出ればいいのに、
他の方が活躍されてるんなら私はいいわって、
奥ゆかしい花なんやね、
と先輩はいいます。


本来、その土壌や環境が持っている力よりも、
一緒に共存する仲間が誰であるのか、
どうやら、そっちの方が大切な要素のようです。

ブルーサルビアはきっと、
冬を越すことが困難な花なのではなく、
春先のスタートを乗り切ることが不器用な花。

ガーデニング上は一年草扱いのサルビアが
一か所であるにせよ、
2年目も花を咲かせてくれた事にありがたい、
と思いながら、
花をつけることなく終わった方から得た教訓を
来年につなげていかなきゃ、と思うのでした。

| コメント(0)

空20100701.JPG

今日は梅雨の合間のドピーカンな晴天。

お客様用の駐車場から
1分ほど森の中へ歩いていき、見上げると、
こんな素敵な空がひろがっていました。
緑の木々は、こんなに暑い日でも
清々しい気持ちにさせてくれます。

この花日記は、
ホテルのホームページが
企画や商品しか羅列していないサイトだと
あまりにサミシイから、
という理由で始めたのですが、
実は最近、アクセス数や人気コンテンツを
自分でも見る事ができるようになりまして、
気がつくと、それらを気にしている
自分がいることに気づきました。


アクセス数や、
ランキングを気にしているブロガーって
大っ嫌いだったのに。


ここのところ、
タイトルひとつにも、あれやこれや、
検索キーワード考えながら書いていたけれど、
そんなことやめよう。
これじゃ、売上目的の商品羅列と一緒だ。

やり直す事って、
新しく始める事よりもきっと難しい。

でも、たくさんの花たちと、
わかってくれる人たち、
仲間がいれば、それもできる。
森から見上げる空を見ながら、
そんな気持ちになりました。

今日は花日記らしからぬタイトルですが、
また、気持ちをあらたに再スタートです。

スタキス

| コメント(0)

スタキス1.JPG

スタキス2.JPG

チャペルの庭に
今年からお目見えした新顔です。
スタキスは色んな種類のあるハーブの一種で、
身近なところでは、ラムズイヤーや、
おせち料理などに使う長老喜(チョウロギ)
が、その仲間です。

今の時期は、
ガーデニング泣かせです。
雨がしとしと降っている中の庭仕事も大変ですし、
たまにある晴れの日は、
ミツバチがここぞとばかりに
花に群がってきます。

藤の花をとりあげた際に、
クマンバチをやりすごす方法について触れましたが、
私も、ここ最近、やっとハチが怖くなくなり、
先輩にその事を告げると、
「あら、触っても別に平気よ。」
と言って、まるでペットにでも触るかのように
スタキスの蜜を吸っている最中の
ミツバチを手の平にのせ、ナデナデしていました。
恐るべし・・・。

スタキスは、
ハーブで多年草なので、来年以降も咲くはず。
ネットでも、宿根草の庭に最適!
と紹介されていました。

しかし、昨年の花日記を読み返してみると、
宿根草だと紹介していながらも、
今年、その場所に姿を見せていない花々が
幾つかあります。

翌年も咲くはず、と思っていた花が咲かず、
今年限り、と思っていた花がこぼれ種で咲く。
自分では一つづつ積み上げてきたつもりの姿と、
ふたを開けてみてわかる、それとは違う姿。
そこにはイイもワルイもありません。
その姿を受け入れた上で、
また様々な種を蒔き続けていきます。

過去は何一つ変える事ができなくても
未来は今現在の努力で変える事ができるのだから。

美しいグラデーションの花々が咲き揃う、
未来の風景をイメージしながら。

西洋ノコギリ草(セイヨウノコギリソウ)

| コメント(0)

ヤロウ.JPG

この花は、洋名をヤロウといい、
(「野郎」ではありません・笑)
ヨーロッパでは道端に咲く雑草。
そして、古くからハーブ・薬草として
親しまれてきた植物です。
かなり、色んな効能があるようです。

鋸草(ノコギリソウ)という和名の由来である
葉っぱの独特の形が面白い事から、
N-36.5の庭では、脇役として
固まって生やしています。

ヤロウ葉2.JPG

花日記を書くようになってから
とりあげる花について、
毎回、本やネットで調べるようになりました。
1年以上、それをしてきて気づいた事があります。
それは、殆どの植物は、
薬草か毒草か、そのどちらかである、という事。

そして、そのどちらに属するにしても、
その詳細は書かないようにしています。

それは、例えば
狭心症の人にとって薬草であるものが、
健康な人にとっては心臓に強すぎて毒となる、
というように、
用途によっては薬・毒のどちらにでもなる、
そんなパターンが多く、
活字では伝えきれない+誤解を避ける為、です。

知らない、気づいていないだけで、
私たちの周りには
たくさんの「クスリ」になるものが存在している。
そして、毒だ、悪いモノだ、と言われているものも、
その性質・成分を理解すれば、
薬にすることだってできる。

人間の世界も同じなのかもしれません。
そう考えれば、
自分の周りにいる人に対して
もっともっと優しくなれる、
私にはそんな気がしてなりません。

ゼラニウム

| コメント(0)

ホテルの正面玄関の
向かって右の軒下に
ゼラニウムを植えた
プランターがあります。

ゼラニウム1.JPG

このプランターの窓を挟んで
ホテル館内は、
ブライダルのお客様の打合せサロンです。
結婚式を控えている方々が、
夢を見てもらう事のできる空間に!
という思いでゼラニウムのプランターは
置いてあります。

かなり華やかな花なのですが、
今まで花日記で取り上げなかったのは、
ずっと咲き続けているから、でした。

どの季節に見ても、
いつも花を咲かせている偉い子。
いつも笑顔だから、誰も心配しない子。

先日、ご年配のご夫婦のお客様が
「あ、ゼラニウムやね、可愛いね。」
と話されているのを聞き、
あらためて見てみると、
この季節、いつもより花がたくさん
咲いている事に気づきました。
ご年配のご夫婦はその後、
「ちょっと散歩でもするかい?」と声をかけあい、
プールサイド、そして教会前へと
歩みをすすめられ、
教会前でたくさんの花々を発見した
少し前を歩いておられたご主人は、
「こりゃ素敵や!はよ来て見てみぃ!」
と奥様に声をかけ、
お二人で嬉しさを共有しあい、
声をあげて喜んでおられました。

その散歩される後姿を拝見しながら、
ゼラニウムをあまり気にかけていなかった
自分が恥ずかしくなりました。

そして何でもない日常の中に
幸せや喜びを見つける事の大切さを
そのお客様から学んだような気がしました。

ゼラニウム2.JPG

セントーレア

| コメント(0)

セントーレア1.JPG

セントーレア2.JPG

葉っぱだけ見ると、
まるで白妙菊のようですが、
これはセントーレアという花の、
ギムノカルバという品種です。

白妙菊は、
年々、茎がごつくなってくるのですが、
このセントーレアの茎や姿は、
何年経っても、柔らかい感じが残っています。
花の形や色も、セントーレアの方が
はるかにヤサシイ感じです。

銀葉(シルバーリーフ)が
庭のアクセントとして
普段から充分に役割を果たしている
このセントーレア。
更に花までつけてくれるのは、
ごく短い期間だけです。
今の時期、N-36.5の庭に咲いています。
ぜひ、見に来て下さいね!

ガーデニングスタッフです。

今日は疲れた顔してるので、あまり大きく載せないで~とのことでした(笑)

20090518160825.jpg

最近のコメント

アイテム

  • サルスベリ2.JPG
  • サルスベリ3ピンク.JPG
  • サルスベリ1.JPG
  • ペチュニア2.JPG
  • ペチュニア1.JPG
  • ミソギハギ2.JPG
  • ミソギハギ1.JPG
  • 宿根バーベナ4.JPG
  • 宿根バーベナ3.JPG

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうちサ行の花カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはカ行の花です。

次のカテゴリはタ行の花です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。