ナ行の花の最近のブログ記事

野アザミ

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ノアザミ2011-1.JPG

ホテル敷地のチャペルの周りで
野アザミが咲く季節になりました。

アザミの葉先にはトゲがあり、
切り花にする為に切ったり、
葉をむしったりする時には、
軍手をつき通してトゲがささり
とても痛い思いをします。
これは大型の草食動物に食べられないよう
進化した形だと言われていますが、
どうも人間の知恵には敵わないようで、
世界各地で昔からアザミは
色んな調理法で食べられてきています。

そしてアザミの葉はタンポポの葉のような
地面に平たくつくような形をしています。
この形(ロゼット葉というらしい)は、
草刈り機で刈っても刈る事ができず、
踏みつけられても地表から下部はしっかり守られます。
が、逆にこの形の葉の植物は、
ある程度、定期的に手入れをした土地でないと
上手く繁殖していかない事も最近になって知りました。
世界中のアザミ品種の1/3が日本にあることと
日本の里山文化は関係があるのかもしれません。

またアザミの花は満開の時期を過ぎると、
ちょっと粉をふいたみたいになるのですが、
これは先に雄しべが成熟し、花粉を出した後に、
閉じた状態の雌しべが出てきた時に見られる光景で、
これは自家受粉を防ぐための進化だということでした。

こうやって調べてみると、
アザミの自分を守り、種を守る対策はすごいです。


もっとこうしておけばよかった。
もっとああしてくれていればよかったのに。
そんな風に考えるとキリがありません。
100%イメージしたシナリオ通りの
今や未来なんてごくごく僅か。


色々対策をうっていたからこそ、
今、このくらいでいられる。
何もしていなかったら、
もっとひどかったに違いない。
そんな風に考えてこそ次の一歩が踏み出せる。
自分を責めたり、人を責めたりするのはやめようよ。
野アザミはそう語りかけているかのようです。

ノアザミ2011-2.JPG

菜の花

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金沢国際ホテルでは、
岩手、山形、宮城、茨城の県民の方々で
一時避難をされている方への
メッセージをトップページに記載
させていただきました。

まずは何ができるか、緊急にたちあげたもので、
もっともっと私たちホテル屋が出来ることはないか、
引き続きスタッフみんなで話し合っています。

菜の花2011-3edited.JPG

3月20日、新しいチャペルが誕生しました。
そしてその日は4組のカップルが
結婚式をあげてくれました。

こんな時期に結婚式をあげていいものか、
皆さん直前まで随分と悩まれていたようです。

新しいチャペルは、去年12月に着工し、
工期的にタイトであった為、
施工会社と下請け会社の皆さんは
雨の日も大雪の日も、
クリスマスイヴも土日も、
ずっと工事をしてくれていました。
本当に頭の下がる思いでした。

総勢で400名を超える建設の方々の
いろんな思いと様々なドラマの中、
やっと出来上がったチャペル
このチャペルはシンプル・スタイリッシュを
コンセプトにつくったので、真っ白です。
最後にお花で彩りをそえて仕上げとしよう、
ガーデニングチームで話し合い、
色んな花を植えました。

そして今回、そのメインとしたのが
この菜の花です。

こぼれ種で自然と咲く菜の花は、
まだまだ先で、今日に間に合わなかったので
宿根草をメインとする私たちとしては
珍しく沢山の苗を購入しました。

まだまだ寒いのに、
屋外に植えちゃって大丈夫かな?
悪い事しちゃったかな?

ちょっとそんな罪悪感も持ちつつ
それでも今日のカップルの
祝福に彩りを添える為、と思い
なごり雪のふる中、植えたのですが、
どうやら喜んでくださったのは
参列者の方々だけではないようです。
ミツバチや小さな蝶々たちが
蜜を吸いにやってきているのです。


ちょっと早いかも、と躊躇したり、
もう遅いかも、と断念したり、
色んな思いが心を巡るけれど、
実際に行動してみないと
わからない事がほとんど。


今できる精一杯の事をやり通す、
それが役割というものなのでしょう。

菜の花2011-2edited.JPG

なごり雪

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クロッカス2011-3.JPG

色々な球根の芽が出てきたので、
今年はもう雪は降らないだろう、
2月末から、何度かこの花日記で
そんな事を書いてきましたが、
なごり雪がふっちゃいましたね。

今年2月4日の日記で、
雪の下で芽が出ていました!
と書いたクロッカスは、
その後、すくすくと成長し、
2月末には鮮やかな花を咲かせました。

その姿を皆さんに見てもらおう、
と写真は撮ったのですが、
ふきのとうや、梅の花、
紹介したいモノが次々と花開き、
順番待ちしてもらっていた
そんな中でのなごり雪。

因みに、
昨年2月22日の日記に書いた、
花を咲かせた後に雪が降って
茎が折れてしまった日本水仙は、
今年はまだ蕾のままで待機中。

環境の変化は誰にとっても激しい中
昨年、早とちりして先走った水仙は
生き延びる為に学習したようです。
水仙だって学習して成長してる。
私たちも学習して成長しなきゃ、です。

惨めな姿になったクロッカス、
元気いっぱいだった先週の姿、
せめて最後に画像で載せておきますね。

クロッカス2011-1.JPG

野菊

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ノギク2010-2.JPG

随分と寒くなってきました。

ホテルの敷地内、
色んなところに植えてある花も
咲いているものが
ルリマツリサルビア
アンゲロニアベコニア
カラミンサが少々、と
数えられるくらいの種類に
なってきました。

ネタがなく更新できなくなる
冬に突入なのかなぁ、
とサミシイ思いになりながら
敷地内を散策していたら、
人の手を加えた方ではなく、
野の山の方はまだまだ元気で、
色んな花が咲いていました。

その一つが、この野菊です。

ススキの葉の間、
あちこちから顔を出す姿は
なんとも素朴で可憐です。
このホテルに植える花は
できるだけ奇抜ではないもので、
淡い色で茎の細いものを
選んでいるつもりなのですが、
やはり野生の花の
愛らしさには敵いません。

野菊と呼ばれるものは
あまりにも種類が多いため、
はっきりと特定はできませんが
おそらくヨメナという野菊の一種でしょう。

庭や花壇ばかりを探して
もう花はほとんどない、
と諦めかけていた時に
目に飛び込んできた自然の花。

幸せは構えて探すより、
意外と身近なところに存在するもの。
単にその存在に気づいていないだけ。
ちょっと力を抜いて
周りを見渡してみることって大切ですね。

ナスタチウム

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ナスタチウム2010.11-2.JPG

エディブル・フラワーの
先駆者とでも呼ぶべき、
ハーブのナスタチウムが
プールサイドのプランターで
花をつけているのを見つけました。

昨年は6月9日
今年は6月8日
この花日記でとりあげ、
梅雨から初夏に咲く花なんだと
ずっと思い込んでいました。
それがこの時期に咲いたので、
驚いて調べてみたところ、
「花期は6月~11月、
ただし、夏の暑さには非常に弱く、
夏の間は花をつけない。
夏を乗り越えられた場合にのみ、
秋に花をつける。」

と書いてありました。

そっかぁ。
夏になると花はしぼんで、
葉は黄色くなり、
ショボショボになってしまうので、
うちではその時期に根っこごと抜いて、
他の花に入れ替えていたから
今まで気づかなかったんだ。


今年の歴史的に暑く厳しかった、
そんな夏を乗りきった、
とっても貴重な秋のナスタチウムは
平均的な気温の夏の後に咲くよりも
より強いメッセージで
過去の色んな厳しい場面があって、
今日の自分があるんだよ、
そしてその厳しい場面は
決して無駄ではなかったんだよ、と
語りかけてくれています。

ナスタチウム2010.11.JPG

ノゲイトウ(野鶏頭)

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ヤリゲイトウ01.JPG

ここのところ一気に気温が下がり、
秋としては異例に花が豊富だった今年も
そろそろ彩りがなくなってきました。

終わりかけの花が多い中、
チャペルの向かって右手に
まだ元気に咲いてくれているのが、
このノゲイトウです。

最近はセロシアという
ちょっとこじゃれた商品名で出まわっていますが、
セロシアは本来ケイトウ属の総称なので、
鶏頭の中でもより原種に近い姿を思うと、
野暮ったくても野鶏頭という呼び方が
私はしっくりきます。

このホテルのガーデニングは
宿根草を中心に、球根モノ、
こぼれ種で増えるモノが殆どなのですが、
このノゲイトウは1・2年草です。
一年限りの花たちは、
コストも手間もかかるし、
儚い命ではあるけれど、
その分、宿根草にはない
華やかさを持っています。

ノゲイトウが終わると、
その後の庭を飾るのは
ビオラ系を中心とした一年草達。


宿根草たちは地中でじっと
来年まで、しばしのおやすみ。
その間を飾ってくれる一年草たちの饗宴、
ワンシーズン限りのショータイムの準備に、
そろそろとりかかりましょうか。

ネリネ

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ネリネ赤1.JPG

ネリネ白3.JPG

先日、マンジュシャカというタイトルで
彼岸花を紹介しました。

彼岸花は忌み嫌う人が多いのですが、
そのイメージを払拭するかのごとく、
30年くらい前に輸入され、
以来、切り花としても、
ガーデニング用としても
愛されているのが、
同じヒガンバナ科の、このネリネです。

球根で植えて、今年で4年くらい。
いつもは11月から12月にかけて咲くこの花、
今年はもう咲いて、驚いています。

彼岸花は、咲いている日数が非常に短い為、
咲いている姿に出会えることが、
とても稀なのですが、
ネリネは、涼しくなってから咲く為、
割と長い期間、咲いてくれています
・・・例年なら。

初夏に咲く花が咲いたり、
初冬に咲く花が咲いたり、
今年の秋は驚きの連続。
そんなサプライズがあるから、
ガーデニングは面白い。
すべて計画通りだと、きっとツマラナイ。

今日のこの画像は、夕陽の中で撮り、
何の画像加工もしていないのに、
とってもキラキラして、
眩しい感じになりました。
別名をダイヤモンド・リリーと言うのも、
なんだか納得な姿です。

ネリネ白1.JPG


赤いネリネはチャペルの前に、
白いネリネはレストランの庭に咲いています。

さて今年は何日間、咲いてくれるのでしょう。
こんな早くに咲いちゃって大丈夫かなぁ。

ニゲラ

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ニゲラ白2010.JPG

ニゲラは、今の時期に出回る、
とても繊細な花として扱われている花です。
確かに、切り花としてのニゲラは、
あまり日持ちがしなく、
2~3日経つと、花びらが散ってしまいます。
その為、花瓶に生ける、というよりは
ブーケやアレンジなど、
「一日限りの役目の花」
として見るイメージが強いです。
ニゲラを大量に仕入れ、
大量に店頭に置いているお花屋さん、
というのも目にした記憶がありません。

でも実は、植えてあるニゲラって、
けっこう生命力あるのです。

和名を黒種草(クロタネソウ)
というニゲラの種は、
黒ゴマのような姿をしています。
発芽する際に太陽光を嫌がる、
と種の袋には書いてありますが、
うちのニゲラは、覆土をしなくとも、
毎年、種を飛ばしてどんどん増えていっています。
「一日限りの役目の花」なんてイメージは、
地面から生えているニゲラを見ると吹っ飛びます。

またニゲラは、最初に花をつける時には
白い色をしているのですが、
日に日に色がついてきて、
こんなに濃く、しっかりとした色にまでなります。

ニゲラ青2010.JPG

ニゲラ赤2010.JPG

切り花のニゲラは、もっともっと薄い色。
昔、花の中でニゲラが一番好きだと言っていた、
東京に嫁いだ姉に、この画像を送ったら、
こんな濃い色のニゲラ、初めて見た、ありがとう!!
という返信がきました。

花は生き物。
そしてそれを切る、という事は、
その命を断つという事。
キレイに色づくはずの未来をも奪う事。

植える時も、
育てる時も、
切る時も、
生ける時も、
その事を心に刻み込んで行わなければいけない。

ニゲラはその事を
あらためて思い出させてくれる、
そんな花です。

N-36.5の窓側に、階段わきに、玄関に、
あちこちに種を飛ばして、
今、咲いています。

ナスタチューム

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ナスタチューム2010-1.JPG

ナスタチューム2010-2.JPG

5月24日の日記で、
今年は種から苗になるまで、
裏手で育てている事を書いた
ナスタチウムですが、
先日、お客様の目に入るところに
移しました。

ナスタチューム2010-3.JPG

この鉢は、教会のフラワーシャワーロード
に対で置いてあるのですが、
これだけではなく、
今年の教会前の庭の主役は
ナスタチュームじゃないかと
思えるくらい、大量に植えました。

日本ではエディブルフラワー(食べられる花)
として有名になったナスタチュームは、
欧米ではハーブの一種として、
また梅雨時のイングリッシュガーデンの
ハンギングフラワーの必須アイテムとして
愛されています。

僕はまだ食べた事がないけれど(笑)。

和名を金連花(キンレンカ)、
または凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)と言います。

教会前の大量のナスタチュームが咲いたら、
また画像をアップしますね!

野薊(ノアザミ)

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アザミ2010-1.JPG

アザミ2010-2.JPG

敷地内の野アザミが、
とてもキレイに咲いています。

この野アザミ、
花日記をつけるようになって
気づいたのですが、
どうも、群生している場所が
年々、移動しているように感じます。

少なくとも、
私がN-36.5勤務だった10年前には
野アザミの群生は、
N-36.5のちょうど裏手の斜面に咲いていました。

でも去年、花日記に書こうと
写真に撮りに行った時には、
そこにはもうまばらにしかなく、
野アザミの群生は、チャペルの横にありました。

今年は、更に北に移動している気がします。

科学的根拠は、まーったくありません。
何年もこの山を見ていて、ただ感じたことです。

今回、その事が不思議で、
野アザミの特性を調べてみたのですが、
あまり原因はわかりませんでした。
ただ、他の植物と競争になる場では、
負けてしまう種類の葉の形だという事と、
「アザミ」という名の植物はない、という事。


人も、同じ場所にいるつもりでいて、
少しづつ生きのびていきやすい方向に
自分の居場所を移動しているのかもしれません。

ガーデニングスタッフです。

今日は疲れた顔してるので、あまり大きく載せないで~とのことでした(笑)

20090518160825.jpg

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