ニゲラは、今の時期に出回る、
とても繊細な花として扱われている花です。
確かに、切り花としてのニゲラは、
あまり日持ちがしなく、
2~3日経つと、花びらが散ってしまいます。
その為、花瓶に生ける、というよりは
ブーケやアレンジなど、
「一日限りの役目の花」
として見るイメージが強いです。
ニゲラを大量に仕入れ、
大量に店頭に置いているお花屋さん、
というのも目にした記憶がありません。
でも実は、植えてあるニゲラって、
けっこう生命力あるのです。
和名を黒種草(クロタネソウ)
というニゲラの種は、
黒ゴマのような姿をしています。
発芽する際に太陽光を嫌がる、
と種の袋には書いてありますが、
うちのニゲラは、覆土をしなくとも、
毎年、種を飛ばしてどんどん増えていっています。
「一日限りの役目の花」なんてイメージは、
地面から生えているニゲラを見ると吹っ飛びます。
またニゲラは、最初に花をつける時には
白い色をしているのですが、
日に日に色がついてきて、
こんなに濃く、しっかりとした色にまでなります。
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切り花のニゲラは、もっともっと薄い色。
昔、花の中でニゲラが一番好きだと言っていた、
東京に嫁いだ姉に、この画像を送ったら、
こんな濃い色のニゲラ、初めて見た、ありがとう!!
という返信がきました。
花は生き物。
そしてそれを切る、という事は、
その命を断つという事。
キレイに色づくはずの未来をも奪う事。
植える時も、
育てる時も、
切る時も、
生ける時も、
その事を心に刻み込んで行わなければいけない。
ニゲラはその事を
あらためて思い出させてくれる、
そんな花です。
N-36.5の窓側に、階段わきに、玄関に、
あちこちに種を飛ばして、
今、咲いています。

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