盆花(ボンバナ)という愛称で呼ばれる
禊萩(ミソハギ・ミソギハギ)が
チャペルの前庭で
ここ1ヶ月間、ずっと花を咲かせています。
チャペルに盆花って合うの?
と思われるかもしれません。
元々、日本の各地方で
夏祭りの時にこの花を祀り、
この花に水をかける事によって
それまでの一年間の汚れを祓う、清める、
という事に使われた事から、
禊(みそぎ)の花として名前がついたと
言われているこの花。
そして、お盆の墓参りの供花に
選ばれることが多かった為についた、
盆花(ボンバナ)という愛称。
ここ金沢のお盆は
7月15日に行われるのですが、
例年、その新盆の時期には花を咲かせていて、
いつ、花日記でとりあげようか?
なんて思っている間にもう旧盆の週。
1ヶ月も咲き続けていることに驚くと共に、
また時の過ぎゆくその早さにも驚きました。
「禊(みそぎ)」って、
汚れをはらう意味もあるけれど、
人生の節目節目で
次のステージにすすむ為の儀礼や
気合いを入れる儀式としての意味もあるもの。
チャペルにこの花が咲いているのも、
満更ではないのかもしれません。
禊萩はあまり知られていませんが、
その1本の中に3種類の花があり、
違う種類のオシベとメシベで受粉させることで
種の保存に繋げているそう。
この画像を撮った時も、
たくさんの昆虫がこの花の蜜を吸いに来ていました。
きっと美味しい蜜なのでしょう。
祭りで人々に愛された花が
一年に一度、ご先祖さまの霊が訪れる日に飾られる。
日本の夏を象徴するこの花は、
花の少なくなりがちなこの時期の庭に
貴重な彩を添えてくれています。

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