マ行の花の最近のブログ記事

禊萩(ミソギハギ)

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ミソギハギ1.JPG

ミソギハギ2.JPG

盆花(ボンバナ)という愛称で呼ばれる
禊萩(ミソハギ・ミソギハギ)が
チャペルの前庭で
ここ1ヶ月間、ずっと花を咲かせています。
チャペルに盆花って合うの?
と思われるかもしれません。

元々、日本の各地方で
夏祭りの時にこの花を祀り、
この花に水をかける事によって
それまでの一年間の汚れを祓う、清める、
という事に使われた事から、
禊(みそぎ)の花として名前がついたと
言われているこの花。

そして、お盆の墓参りの供花に
選ばれることが多かった為についた、
盆花(ボンバナ)という愛称。

ここ金沢のお盆は
7月15日に行われるのですが、
例年、その新盆の時期には花を咲かせていて、
いつ、花日記でとりあげようか?
なんて思っている間にもう旧盆の週。
1ヶ月も咲き続けていることに驚くと共に、
また時の過ぎゆくその早さにも驚きました。

「禊(みそぎ)」って、
汚れをはらう意味もあるけれど、
人生の節目節目で
次のステージにすすむ為の儀礼や
気合いを入れる儀式としての意味もあるもの。
チャペルにこの花が咲いているのも、
満更ではないのかもしれません。


禊萩はあまり知られていませんが、
その1本の中に3種類の花があり、
違う種類のオシベとメシベで受粉させることで
種の保存に繋げているそう。
この画像を撮った時も、
たくさんの昆虫がこの花の蜜を吸いに来ていました。
きっと美味しい蜜なのでしょう。


祭りで人々に愛された花が
一年に一度、ご先祖さまの霊が訪れる日に飾られる。
日本の夏を象徴するこの花は、
花の少なくなりがちなこの時期の庭に
貴重な彩を添えてくれています。

紫ばれん菊(ムラサキバレンギク)

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エキナセア2010-1.JPG

エキナセア2010-2.JPG

7月に入ってから、
N-36.5の庭で紫馬簾菊が咲いています。
エキナセア、エキナシア、パープルコーンフラワー
他にも色んな呼び名があります。

エキナセアでネット検索をすると、
・古くから北米インディアンが伝統的に使ってきたハーブ。
・アメリカでもっとも愛されているハーブ。
・免疫力の回復があり、ヨーロッパではカゼの予防に。
・化膿した傷の洗浄と治療で有名に。
(注:いづれも摂取過剰及び妊娠中は避けること)

と、かなりやり手な花であるらしいです。


このエキナセア、
ずーっとおかしな形した菊だなぁ、
と思っていました。
そんぐり返ってる花弁が、ふんばり過ぎ??って。
でも、この花の中心部を見ているうちに、
見なれてきて、なんだかかわいく見えてきて。
決定打は、エキナセアの語源がハリネズミ
だということを知った事。花の中央、似てる!

エキナセアは、実は去年も花日記でとりあげました。(2009.7.5)
ゴン太くんの鼻に似てると書いたせいで、
うちのホテルでは、それ以来、
ゴン太くん、と呼ばれている始末(笑)。

エキナセア2010-4.JPG

エキナセア2010-3.JPG

宿根草を中心として花日記を書いて1年がすぎ、1周した事で、
実は昨年とりあげた花については
今年、2度目にとりあげるべきか、避けるべきか、
けっこう迷っていました。

でも昨年の花日記で、
「繁殖力が旺盛で、土壌を破壊する」
と書いたエノテラ・アフリカンサンと(2009.6.15)
「繁殖力が強く、生態系を壊す」
と書いたルドベキアが、(2009.6.20)
今年は花はつけたものの、うまく育ちませんでした。
この2つは、何があっても毎年咲く強い子なんだと、
そんな風に思っていました。

「あたりまえ」なんて何もないんだ。
何があっても強い子っていうのも勝手な幻想だ。

どんなに強い生命力を持っていても、
咲かない宿根草がある中、
今年も花をつけてくれたことは有難いんだ。
その事に感謝して、
何周目でも、胸を張って紹介してあげよう。

エキナセアは、とぼけた風貌をしながら、
強者が脱落した、厳しい今年の環境の中、
しっかりと花を咲かせています。ありがとね!

桃色海芋(モモイロカイウ)

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カラー1.JPG

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桃色海芋って
ちょっと聞きなれない名前ですが、
今日の花日記はピンクカラーです。

今日はプチカミングアウトを。

私は、まるで世の中に存在する、
すべての花が好きであるかのように
いつも日記を書いていますが、
実はあまり好きじゃない花もあります。

その一つが、カラーです。
なんだかネギにしか見えなくて...。

以前、お花を習っていた
栗崎曻さんという先生からは、
好きな花、苦手な花
なんていう区分をもつこと自体がおかしい、
と何度か言われ、
好きにならなきゃ!と思って
このカラーはその頃、あえて植えました。

この桃色海芋は、ピンクである事、
茎がしなやかで頼りなさげである事、
葉っぱが他のカラーに比べ細い事などから、
ネギには見えなくて済んでいるのですが、
今でもお花屋さんの白い切花のカラーは、
ネギの親戚に見えてしまいます。


・・・というか、
「好きにならなきゃ!」
という意識自体、
考えてみたらおかしいですね。


おそらく、到達できませんが、
好きとか苦手なんてない境地になった時、
花々は私の目にはどう映るのでしょう。

捩摺(モジズリ)

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今年の春、色んな花々が
地面から芽を出し始めた時に、
お越しになった方々が感心する庭ではなく、
自然に目に入り癒される庭にしたい、という思いで
今年は雑草を刈らずにいこう、という方針をかかげました。

しかし、さすがにこの雨と日差しで
どんどん成長するその押しの強さにとうとう断念し、
今週から余分な雑草を刈り取りスタート。

N365-2010.7.1.JPG

CHAPEL-2010.7.1.JPG

余分な雑草を刈ってみて気づいたのは、
大切な雑草の事です。

昨年、「ねじねじ草」というタイトルで紹介した
捩花(ネジバナ)や捩摺(モジズリ)と呼ばれるこの花。

よくよく思い起こせば、
雑草を残そう、だなんて話が出たきっかけはこの花でした。

雑草と呼ぶには、あまりにも可愛い。
君はどうしてそんなにネジネジしてるの??
思わず聞きたくなっちゃう形です。

もじずり1.JPG

もじずり2.JPG

本名が分からず、「ネジネジ草」という、
私たちの間で言っていた愛称で日記を書いたところ、
コメントを書いてくれた有難い方がいて名前が判明しました。
名前でわかったおかげで、この花について調べる事ができ、
そこでさらに判明したのが、
この花は、鉢に移し替えても、鉢ではうまく育たない、
自然の土の上に、雑草としてしか育たない、という事。

そこまで雑草である事に誇りをもつなら、
ぜひ、大切にしよう!と思いました。
中身を知ると嫌になる花もある中、
知ったことで更に好きになりました。

しかし、すべての雑草を大切にした結果、
この捩摺は、他の雑草に埋もれてしまい、
余分な雑草を刈るまで、
今年はその存在に気づく事ができませんでした。

流れに任せていたら、
本当に大切なモノを見失ってしまうのか・・・。

梅雨は続きます。
晴れていても湿気があり、炎天下の雑草刈りは激務。
少し、風でも吹いてくれれば楽になるのですが。

松虫草(マツムシソウ)

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松虫草2010-1.JPG

松虫草2010-2.JPG

チャペルレストランの庭で
松虫草が、開花し始めました。

切り花のスカビオーサ、西洋松虫草は、
一年草らしいのですが、
うちの子たちは、
毎年、冬の終わりくらいに芽を出して、
今、この時期に花を咲かせます。

これがこぼれ種のおかげなのか、
はたまた一年草の西洋松虫草ではなく、
多年草の松虫草なのか、
理由はあまりわかっていません。

お花屋さんで買うと、
けっこういい値段のするスカビオーサ。
数年前に親友の家族と訪れた、
初夏の日本アルプスで、
野生の松虫草が一面に咲いている風景を見た時には、
声を失うほど感激しました。
これ全部買ったら幾ら??みたいな(←嘘。)

さて、この松虫草くんたち、
非常にお行儀がよろしくありません。
花の重さに比べて、茎が細い為、
あっちこっち向いて倒れ、
そこからまた太陽に向かって立ち上がり、
また、雨や風に負けて倒れる。
冬の終わりから芽をだし育ち伸びていく中で、
何度もそれを繰り返すため、
やっと花を咲かせた今の時期、
茎はもうグニョグニョな形です・笑。

レストランの庭ならそれでもいいのですが、
一生に一度の晴れ舞台である、
チャペルの庭でその形は
あまりにもみっともないので、
先日、とうとう先輩が支柱を立てました。


私は個人的には、
そのやんちゃな形をした茎の松虫草、
実はかなり好きなんですけどね。

麦仙翁(ムギセンノウ)

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今年の5月は気温もあがらず、
ザーッと雨の降る日が多かったですね。

麦仙翁は、
背丈が1メートル近くもある花です。
そんなに背が高いのに、茎は細く、
この5月の雨で、
ペッシャンコに潰れてしまいました。

潰れてしまう前に、画像を撮って、
花日記に載せておけばよかったなぁ、
と悔やんでいたら、
ここ数日の天気のよさで、
かなり復活していました。

アグロステンマ2010.JPG

因みに、5月25日の日記に書いた、
倒れたアルカネットも、
この数日で段々と立ち直り始めています。

風で倒れたアルカネットも、
雨でペシャンコになった麦仙翁も、
そのままダメにならず、
もう一度太陽に向かって花を咲かせる。

アグロステンマ赤2010.JPG

アグロステンマ白2010.JPG

花々は、
その華やかさだけではなく、
がむしゃらに生きていくエネルギーをも
私たちに教えてくれてくれます。

木香薔薇(モッコウバラ)

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金沢国際ホテルには、
トレードマークのようになっている
屋外プールがあるのですが、
そのプールの入口と、
N-36.5のウェディングルームの庭の
木香バラが、満開です。

もっこうばら5.JPG

木香バラは、バラなのに棘がなく、
また、比較的病気にもかかりづらく、
成長も非常に早いため、
アーチ向けだということで植えてあります。

N-36.5のウェディングルームの庭の
木香バラは、ベンチを囲むようにして
見事なアーチを2つ作ってくれているのですが、

もっこうばら2.JPG

ガーデンプールの入口の方は、
何年たってもアーチになってくれません。

木香薔薇1.JPG

おそらく、
地植えしたのと、プランターとの
違いだと思います。

プールの方は、
アーチ状の育つには、
絶対的な土の量が足りてないのでしょう。

今年は時期を見計らって、
もっともっと大きなプランターに
植え替えしなきゃ。


そういえば今年の2月、
えらい暖かかった日に、
プールのモッコウバラが、
春が来たと勘違いして、
数輪の花を咲かせていました。


今年の天候は、自然界にはかわいそうです。
地球が怒っているかのようです。

蝮草(マムシソウ)

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まむし草1.JPG

蝮草の咲く季節です。

子供のころ、
山野草を見に、
母とよく山へ行きました。

珍しい花を見つけると
褒めてもらえるので、
一所懸命探しました。

この花は珍しい!と子供心に確信し、
ねぇ、見て!と母の手を引っ張って
見せたのが、この花です。

キャー!嫌!これマムシソウやいね!!


まさか、そんな反応されるとは(笑)。


花の形が、スーッと鎌首をもたげた蛇のよう、
そして茎の模様が蛇のよう、というのが
ネーミングの由来だと言われています。

世の中では姿形が不気味だと嫌われているようです。
同じサトイモ系列でも、ザゼンソウは、
お茶花として使われ、ありがたがらます。

私の中では双方、
奇妙でワクワクする感じも不気味さも
同じくらいなので、なんとも言えません。


先週、昼食後に、仕事とは関係なく
癒しを求めて敷地を散策していて、
幾つかのマムシソウを見つけました。

山林の中に、スーッと立つ姿は、
やはり存在感があり、凛としていました。


山の中で、風に吹かれるのが
気持ちよの良い季節になりましたね。

ムスカリ

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ムスカリ2.JPG

ムスカリ3.JPG

 N-36.5の庭に
ムスカリが、ぽこぽこ生えそろって、
とっても可愛いです。

雪が積もると、
まるでモノクロームのような北陸の冬。

まず白い雪が解けて、
水仙や竜金花のような黄色い花々が咲いて、
次に雪柳などの白い花々が咲き、
やっと青い花々が目に入ってくるように
なりました。

ムスカリは球根ものなので、
手をかけずとも、自然と花をつけます。
冬の一年草の出し入れに
目と手をとられている間に
気がつくと、こんなに花をつけていました。

春だなぁ。

道種漬花(ミチタネツケバナ)

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ペンペン草2.JPG

ペンペン草1.JPG

こいつは、手強い雑草です(笑)。
どんな花の間からも出てくるし、
今回の画像のように、岩場からだって
生えてきて、花を咲かせます。

更に種をつけると無敵です。
抜こうと触れた瞬間、
パチパチッとはじけて、
あちこちに種を飛ばすのです。

以前、ガーデニング・チームにいたTさんと私は、
種をつける前に!と必死になって抜くのですが、
その度に、種が顔に当たって、
尚更、チクショー!という気に。
それを横目で、先輩のYさんは、
「これはこれで可愛いがいね~」という調子(笑)。


先輩と話し合い、
今年はちょっと放置してみようか、
という事になりました。
春が来る前の、花の少ない時期に
白くて小さな花をつけている姿が、
なんだか今年は可愛く思えたのです。


花って、一年草か多年草(または宿根草)に分類されると
ずっと思っていたのですが、
この子は「越年草」という分類だそうです。
初めて聞いた。


また、田んぼの種籾をまくタイミングを計る花らしく、
昨年書いたレンゲに続いて、
昔の人が、花といかに共存していたかを知る度に、
驚きと敬意を感じずにはいられません。

ガーデニングスタッフです。

今日は疲れた顔してるので、あまり大きく載せないで~とのことでした(笑)

20090518160825.jpg

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